NMNというと、アンチ・エイジングとか、長寿とか、若返りとか、そんな言葉を思い浮かべます。
そもそもNMNとは何でしょう。そしてどのようにアンチ・エイジングとして効果があるのでしょうか。
今回はNMNについての一番の基本知識、NMNってそもそも何?というお話です。できるだけ簡潔に、分かりやすくまとめました。
老化はなぜ起こる?
NMNとかアンチ・エイジングについてお話する前に、老化について理解しておく必要があります。
誰も年は取りたくないし、老化なんて嫌。どうして老化なんてするのでしょうか。
老化についての学説をまとめると、老化とはDNAのダメージの蓄積が主な原因です。DNAのダメージは、喫煙とか、汚染環境、放射線などの、体に悪そうなことが原因で起こります。つまりこういった体に悪そうなことに身をさらしていると、DNAはダメージを受けて、それが積もりに積もり、老化が起こる。
怖いです。
このことを理解していただいて、次へ読み進んでください。
NMNとNAD+と老化
NMNとは、Nicotinamide Mononucleotideニコチンアミドモノヌクレオチドの略で、フルネームだと長過ぎるし覚えられないので、NMN。
このNMNという成分、様々な食品に含まれていて、実は体内でも生成されています。
NMNを利用して、細胞を活性化させることに欠かせないNAD+という物質が生成されます。
さらにこのNAD+、なんとDNAのダメージケアの手助けをします。朗報です。
どういうことかと言いますと、DNAのダメージを修復する一番重要なPARPというプロテインが機能するには、NAD+が必要なのです。
先ほど、老化はDNAのダメージの蓄積とお話しました。ダメージケアの手助けをしてくれるなんて、NAD+は、天使のような、ナースのような存在ですね。
しかしここで悲報です。
人は加齢と共に、NMN生成能力が低下し、それに伴いNAD+も減少するのです。傷ついたDNAをケアするPARPが機能するかどうかは、NDA+にかかっているというのに。
NMNサプリの登場
しかしまた朗報です。
加齢と共に低下するNMN生成機能ですが、これをNMNサプリを摂取することで補おうと、様々な研究が進んでいます。
食べ物で補おうにも、各食品に含まれるNMNは少量で、サプリと同じ量を食品から摂取するのは、かなり大変。ちょっと現実的ではありません。
NMNサプリの摂取量の目安については、「NMNどれくらい飲めばいいの?1日の摂取量目安は?」をご覧ください。
今まで動物実験で、NMNの効果が実証さました。日本の大学で、初となるヒトを対象とした臨床実験が行われ、NMNサプリの安全性が立証されました。健康な成人男性なら、一日500mgを摂取しても問題は見られなかったそうです。
この臨床実験は短い期間でしたので、もっと長期に渡る実験結果が待たれるところです。
まとめ
NMNがどのようにアンチ・エイジングに働くのか理解していただけたら、なぜNMNサプリが夢のサプリメントと言われるのかも、分かっていただけたのではないでしょうか。
長期間に及ぶ臨床実験の結果が、一体どうなるのか、知りたいところです。
ちなみにNMN研究の第一人者であるシンクレア博士は、15年以上NMNサプリを飲み続けています。シンクレア博士のビフォー&アフターの写真は、「【ビフォー・アフター画像】NMNサプリを15年飲み続けた結果」にあります。
以上、そもそもNMNって何?について、簡潔に説明しました。
参考: https://www.nmn.com/precursors/what-is-nmn
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